◆イギリス・サイエンスカレッジ授業体験プログラム 
 平成30年3月8日~21日(14日間)の日程で、イギリスのMonk's Walk Schoolにて1年生20名の生徒が授業体験プログラムを受講しています。3月8日、岡山空港から出発した生徒の動向を、同行の難波忠彦教諭のコメントとともに随時報告してまいります。
 
 
 【3月20日】

 今日はイギリスで過ごす最後の日です。朝、ホストファミリーとお別れを告げ、一行はバスでロンドンに向かいます。目的はNatural History Museumです。ここで昼過ぎまで過ごした後は、ピースロー空港で19時発の飛行機に乗り、二週間ぶりの日本へ帰国します。

朝8時に集合し、バスに乗り込みます。
ここはホストファミリーと初めて会った場所。2週間という短い間でしたが、ここでお別れです。
荷物の重さチェック。23kgを超えると超過料金が必要になるのですが、何人かオーバーしていたようです。
バスに乗り込んで、いよいよ出発。向かう先はロンドンです。
出発。お見送りに来たホストファミリーにお別れを告げます。
少し雨がぱらつく中、Natural History Museumに到着です。
手荷物検査。カバンの中をチェックされます。
この博物館は、かの有名な大英博物館の分館という位置づけで、
つい最近まで正式名称に大英博物館と冠していました。
生物に関わる展示はもちろんのこと、
植物や、
 鉱物も展示されています。
建物の中には、レストランや、 
 カフェテリアもあります。
とても見応えのある博物館ですが、入場料はタダ。イギリスではこういった博物館の運営は寄付によって賄われているのです。 
博物館を後にし、ヒースロー空港へ。 
 いよいよイギリスから発ちます。
羽田を経由。お土産の詰まったキャリーバッグを待ちます。 
 着きました、岡山。どうやらイギリスに行っている間に、岡山空港は「岡山桃太郎空港」に愛称を変えていました。
 
 解散式では、松本さんが研修のまとめ、そして保護者への感謝の気持ちを述べました。
 
 最後に記念写真。長時間のフライトの疲れを感じさせない笑顔です。
 
今回の研修では、とても多くのことを学ぶことが出来ました。今まで学習してきた英語を、実際にコミュニケーションの道具として使用することで、英語を勉強する意義を実感することが出来ました。また、ホームステイでは、英語によるコミュニケーションの難しさだけでなく、国によって衣食住が大きく違うことを身をもって知ることができました。また世界遺産を間近で見られたのもとても大きな経験です。これらの経験を活かして、今後の高校生活をより充実したものにしてもらいたいとともに、せっかくの貴重な体験を、ぜひ家族や友人と共有してもらいたいと思います。
以上でイギリス研修のレポートを終わります。この研修は生徒の健康と安全が守られ、そして充実したものとなりました。これはISAの竹島さんと森川さんをはじめ、現地の先生、ホストファミリー、事前研修でお世話になった先生方、そして保護者の皆様方のサポートがあってこそのものです。今後とも引き続き、生徒達の成長を応援していただけたらと思います。本当にありがとうございました。
 
 
 【3月19日】

 今日は少しだけ朝早く集合して、バスでロンドンへ。目的はScience Museum。天気もすっかり晴れて、絶好の観光日和です。

バスを降りて。
しばらく歩くと。
着きました。Science Museumです。
ここは、天文学、気象学、生化学など、科学における様々な分野を取り扱っていて、
産業革命時の発明品なども展示されており、
さらに科学を、時にはアートで、
時にはゲームで、
体験させてくれる魅力的な博物館でした。
腹ごしらえをしたら。
London車窓観光に出発。
ウエストミンスター宮殿。
バッキンガム宮殿。
ベイカー・ストリート…などなど、車窓からLondonの名所を見学しました。

丸一日イギリスで過ごすのは今日が最後。明日の朝にホストファミリーとお別れし、夜には日本に向けて飛び発ちます。今晩は荷物の整理で忙しくなりそうです。
 
 
 【3月18日】

 今日は日曜日。ホストファミリーと過ごします。イギリスでは、日曜日は「国民みんなの休日」という考え方があり、お店もお昼前まで開かない、閉めるのも夕方4時、なんてのが普通です。バスの本数も平日と比べて極端に少なくなります。ということで、イギリスでは日曜日は家族と過ごす、というのがスタンダードなのです。生徒たちはホストファミリーと楽しい一日が過ごせたのでしょうか。
明日はロンドンの科学博物館に行きます。そしてホストファミリーとディナーを食べるのは明日が最後です。思い残すことがないように、少しの時間も大切にしていきましょう。

 
 
 
 【3月17日】

 昨日のお別れ会から一夜明け、一週間ぶりのCambridge大学へ向かいます。この土日は冷え込むという予報どおり、あたり一面雪!そして強風!とてもじゃないですが外を出歩くには最悪のコンディション…。Cambridge大学に着く頃には雪は収まったのですが、相変わらずの低温。日本の真冬、もしくはもっと寒いくらいです。しかしせっかくのサイエンスフェスティバル。しっかりと楽しみましょう。

行きのバス。どうやら昨日のパーティーのノリが抜けきってない人がいますねえ…。
とある会場の風景。大盛況です。こんなブースが街のあちこちに点在しており、興味があるところに参加する、という形式です。
早速スタッフから話を聞いています。
ここはジョン・ガードン博士の研究所。ガードン博士は、2012年度に山中伸弥教授とノーベル賞を共同受賞したことで有名です。
おや、何か作っているようですが…。
完成!手作りのマイクロスコープだそうです。
スマホのカメラ機能を使うみたいです。そのまま撮影もできるというスグレモノ。
先日講演いただいたCambridge大学の研究員である及川さんは、ガードン博士の研究所でお仕事をされています。
この日も及川さんにカエルについて色々と教えていただきました。
グループに分かれて完全に自由行動なので、広い街の中で生徒に出会うのも結構な偶然です。
サイエンスだけではなくて、ショッピングや食べ歩きも楽しんでいる様子。
あっという間に終了時刻。最後は集合写真を撮りました。
帰る頃には寒さも一層強まり、雪も吹雪くほど降っています。そんな中なぜかアイスを食べている彼女たち。
予定より早く集合できたおかげで、極寒の中バスを待つ羽目に…。それでも元気一杯です。その後時間通りにバスが来て、無事に帰途につきました。明日は二回目の日曜日。各々ホストファミリーと過ごします。
 
 
 
 【3月16日】

 今日はMonk'sWalkSchoolで過ごす最後の日です。そして日本の事前研修でもたくさん練習したプレゼン発表もあります。天気は、朝は少し雨がぱらつきましたが、学校に着く頃にはすっかり晴れて、雲の切れ間から青空も見ることができました。果たしてプレゼン発表も、天気のように上手く行くのでしょうか。

学校に到着すると、すぐに宿題の答え合わせをします。
英語の文章を読んで、質問に答える、という課題が出されていました。
その後は追加課題。英語で穴埋め問題なのですが…。
結構間違ってますね!
プレゼンまでの残り少ない時間で、発表内容の確認をします。
お昼休み。バディと過ごします。
現地生徒とサッカーをするのも今日で最後ですね。
なんとバディからお菓子をもらいました!
図書室に集まって、バディとプレゼン前の最後の準備をします。
スライドや原稿の最終チェックです。
そしていよいよプレゼン発表!
晴れたのは嬉しいのですが、かえってスライドが見にくいハプニング…。
各グループで、それぞれ工夫をこらしています。
現地生徒が日本語で原稿を読んでくれました。
手の動きも意識して発表します。
途中ムービーを流したりもしました。(見えにくかったですが!)
全てのグループが無事に発表を終えました。英語で、科学で、なかなか難しかったとは思いますが、立派な発表でした。お疲れ様でした。
プレゼン発表が終わったら、とうとうバディともお別れです。
日本からのお土産をプレゼントしたり、
記念撮影をしたり。
最後は集合写真!
 
 とうとうお別れです。短い間だったけど、楽しかったよ!
 
 寂しいお別れの後は、すぐに次の準備。今日は夜にホストファミリーを招いてFarewell partyを開くのです。
 
 ここからはFarewell partyの様子を見ていただきましょう。
 
 
 時刻は19時。続々とホストファミリーが集まります。
 
 おもてなしの準備は万端。
 
 お寿司やおにぎりを作って持ってきた生徒もいました。
 
 古森君と横山さんのMCで始まります。
 
 開始の合図で食べ物の山に群がります。
 
 最初の出し物はダンス。ソーラン節を踊っています。
 
 次は日本の伝統的な遊びである福笑いを紹介します。
 
 同じくけん玉。大技は成功したのでしょうか。
 
 続いて折り紙。紙飛行機を作って飛ばしました。
 
 色紙に「感謝」と書いてホストマザーに渡します。 
 
 男子の出し物はビンゴ大会です。その奇抜な見た目を見て、小さい子どもが大笑い。
 
 ビンゴになった人が、景品をもらいに続々と集まってきます。
 
 最後は、現地でホームステイの手配をしてくれたCHEの方から、研修の修了したことの証明書をいただきました。
 
 お世話になったDavid先生から手渡されます。
 
 楽しかった時間もあっという間。時間が押しているとのことで、急いで片付けます。
 
 700番
「お菓子は残さず持って帰って〜!」

ということで、朝から晩まで忙しくも充実した一日でした。ちなみに撤収したのが夜の9時過ぎ。明日はCambridge大学でサイエンスフェスティバルに参加するのですが…朝起きられるのでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 【3月15日】

 今日もあいにくの雨。しかも朝からしっかりと降ったため、学校に集合したときにはずぶ濡れの生徒もいました。しかしMonk'sWalkSchoolで過ごすのも後二日。時間が来たらすぐに実験とプレゼン発表の準備を始めるのでした。

プレゼンの準備。今日は図書室で活動します。
昨日と同様、化学の専門用語に苦戦しています。
パソコンを使って調べたりもします。
スライドには英語と日本語の両方を入れますが、日本語訳をするのがとても難しい。まるで授業の予習をしている時のようでした。
一方、実験組。
出来上がった硫酸ニッケルを結晶化させるために、自然乾燥させます。
昨日のグループの作品。
続いて炎色反応の実験。
生徒は興味津々で楽しんでいました。
続いて、自分たちの部屋に帰って来たと思ったら…なにやら準備をしています。
広いホールに集合して…。
 折り紙を折ったり!

書道を実演してみせたり!

けん玉の遊び方を教えてあげたり!

ソーラン節を踊ったり!
それぞれがワークショップを開いて、文化交流の時間です。
現地生徒に、漢字で名前の当て字をつけています。
一緒に踊ったりもしました。
現地生徒と会えるのは明日が最後です。
さて、楽しい活動の後は、現地の企業訪問です。Stevenage Bioscience Catalystという企業を訪問しました。この企業は、CambridgeとOxfordとLondonのちょうど真ん中に位置する、世界的にも高い科学力を持った企業が集結した(日本からも!)まさに知の結晶とも言える合弁企業とのことですが…何と撮影NG!
しかし中で聴いたお話は我々の科学への欲求を驚くほど高めるものでした。中には将来の進路に強く影響を受けた生徒もいました。これぞ現地でしか聞けない生の声。とても貴重な体験をしました。
明日はとうとうMonk'sWalkSchoolで過ごす最後の日です。やり残したことがないように、積極的に行動しましょう!
 
 
 【3月14日】

 いよいよプレゼン発表が二日後に迫ってきました。今日はプレゼンに向けて、英語での発表の仕方を指導してもらったり、プレゼン資料を作ったり、実験をしたりしました。昨日は高かったテンションが、今朝はまた急落。イギリスの生活に慣れてはきたものの、やはりお疲れの様子です。少し風邪気味の生徒も出てきました。しかし活動を通していつもの元気を取り戻しました。特に実験をしたり、バディとコミュニケーションを取る生徒たちの姿は、とても生き生きしていましたよ。

まずは英語で発表する練習。各自配られた英文を、大きな声ではっきりと読めるようにします。
デイビッド先生に個別にアドバイスをもらいます。
今度はみんなの前で、昨日の観光したイギリスの名所について、自分のまとめたことを紹介します。
英語での発表にみんな苦戦しましたり
デイビッド先生から指導講評。アドバイスをもらいます。
お次は何やら手紙のようなものを書いていますが…。
休憩時間を挟んで、次は顕微鏡を用いて観察の時間です。
綿棒で頬の粘膜を少しこそぎ取ります。
そこに青い液体を垂らして…。
顕微鏡で観察します。色をつけて見やすくなった頬の細胞の大きさを測ります。
お昼休憩はバディと過ごします。楽しくおしゃべりするグループと、なかなか話が盛り上がらず気まずいグループとあるみたいです。
午後は二手に分かれます。半分はバディと一緒にプレゼンの準備です。
ナノテクノロジーについて、各グループに発表のテーマが与えられるので、
それぞれインターネットで調べたり、発表のスライドを作ったりしています。
英語を日本語に翻訳するだけでも難しいのに、そこに化学の専門用語が加わると…発表原稿の作成は難航しました。
一方、もう半分の生徒は実験です。
実験の手順を確認して…。
いざ実験!
 おそらく、炭酸ニッケルを硫酸に入れて加熱しています。
バディと英語でやり取りをしながら実験をします。
 
 実験が終わったら、最後にいつもの部屋に帰って来ます。
 
 何やら作り始めました。
 
 どうやら金曜夜に行われるお別れ会の招待状のようです。ホストファミリーに渡すんですね。
 
 最後は集合写真。到着以降ずっと天気が悪かったので、撮るのがすっかり遅くなりました。
 
 こんなバージョンも。何を表現しているのか分かります?
 
 
 
 
 【3月13日】

 昨日の座学から打って変わり、今日はグリニッジ観光・ロンドン市内観光です。いつもより少し早く集合して、バスに揺られること二時間弱。渋滞で予定より少し遅れたものの、無事グリニッジに到着しました。そこからテムズ川クルーズ、ロンドン市内観光と、とにかく動き回る一日でしたが、昨日見えた疲れはどこへやら。今日は目一杯観光を楽しんでいました。明日からはまた学校で授業、そして実験があります。気持ちを切り替えて活動に取り組んでもらいたいですね。


朝早いにもかかわらず、テンション高め。
しばらく歩いて…。
見えました、グリニッジ天文台。
本初子午線をまたいでピース!
天文台の中は、航海や天文学、時計に関わる様々な資料が展示されていました。
グリニッジは都市自体が世界遺産。その街中を突っ切って歩きます。
ボートに乗り込みます。現在11時。朝が早かったせいか、我慢できずお昼ごはんをいただきます。
テムズ川から見晴らすロンドンは格別です。
あれがかの有名なロンドン橋と聞いて慌てて写真。 
あいにくビッグベンは工事中。その隣の世界遺産ウエストミンスター宮殿も一部改修中のようです。
続けてバスに乗り込み、ロンドン市内を車窓観光。
セントポール大聖堂の前で集合写真。
今度はこっちの角度から。
同じくセントポール大聖堂をバックに、ミレニアムブリッジにて。
少しバスで移動して、今度はタワーブリッジをバックに。
世界遺産のロンドン塔。美しい見た目と裏腹に、ちょっと怖い歴史もあるようで…。
バスに乗り込んで、本日の日程は全て終了。帰りのバスも二時間かかりました。
 
 
 
 【3月12日】

 今日は三日ぶりにMonk’s Walk Schoolに行き、講義を受けたり、バディと親睦を深めたりしました。イギリス生活も5日目とあって、生徒の顔にも若干の疲れの色が見て取れました。また、昨日のMother'sDayもそれぞれの過ごし方をしたようですが、ホストファミリーとちょっとした行き違いからトラブルになったり、食事が体にあまり合わなかったりと、気になる点も出てきました。しかし、うまく行かないときこそ勉強できる絶好のチャンス。あと約一週間しかない研修を成功させる為にも、貪欲にチャレンジしてもらいたいですね。


今日はいきなり英語で算数の授業。
全員起立して、正解者から座っていきます。間違えたらもちろん座れません。
全員座れたところで、ヨーロッパの国名をできるだけ多く挙げるクイズをしたり、
イギリスの国旗の模様を英語で説明したりをはさみつつ…。
お次は顕微鏡の登場。いよいよサイエンスっぽくなってきました。
顕微鏡の倍率の計算や、各部位の英語での呼び方について学びました。
そんなところで、バディが休憩のお誘いをしに訪ねてきました。
どうやら日本のお菓子を上げる約束をしてたみたいです。
しばしの休憩の後に、今度はグループ対抗戦。クイズ大会です。
お題に対して、他のチームと重複しない回答をできるだけ多く挙げたチームの勝ち!
お題は「イギリスの都市の名前」や、「ケンブリッジにある大学の名前」などです。
今日は朝から頭を使う活動が多いですね。
クイズ大会が終わると、待ちに待ったお昼ごはん。またバディが迎えに来てくれました。
おしゃべりに花が咲いています。
サッカーに交ざる生徒もいました。天気はあいにくの雨(4日連続!)。泥んこです。
午後からは本格的に化学の授業です。ここからは英語を理解するだけでは難しい。
先生から糖分のプレゼント。脳に栄養を。
実験器具について学びます。「これが53mlで…」「え?!うちは60mlだったんだけど!」
最後に、明日の予習。明日はロンドン市内を観光するので、ロンドンの名所について、レクチャーしてもらっています。
 
 
 
 
 
 【3月11日】
 
 今日は日曜日ということで、生徒たちは各々のホストファミリーと過ごします。教会に行ったり、ショッピングに行ったり、観光に連れて行ってもらったり…。ちなみにイギリスでは今日がMother’s Dayということで、ちゃんとホストマザーにプレゼントができたでしょうか?

 
 
 【3月10日】

 今日のイベントはケンブリッジ大学訪問です。朝、バスで一人ひとりに体調の確認をしたところ、すこぶる元気だそうで、イギリス生活を満喫している様子でした。


朝の8時半。みんなでバスに乗り込みます。
バスに揺られること一時間強。ケンブリッジ大学が見えてきました。

そこからしばらく歩いて。

路地裏のような石畳を歩いていくと。

着きました。ケンブリッジ大学です。

記念にピース!
現地の学生さんから話を聞きますが、
ケンブリッジ大学とは、実は一つの大学ではなく、
31の大学をまとめた総称とのことで、
(写真中央の木は、かの有名なニュートンが万有引力を見つけたリンゴの樹!)
その一つ一つの大学が、それぞれ複数の学部を持っており、
立派なチャペルも併設されています。
中には、化石の博物館もあり、
まさに"大学"という名の"都市"という印象を受けました。
歩き疲れたところで昼食休憩。少し雨も降り始めました。
午後からは、現在ケンブリッジ大学で研究をされている日本人のお二人の講演を聴きます。
お二人共専門分野は生物学とのこと。研究分野のことはもちろん、生い立ちや、海外での研究のいいこと悪いこと、
高校生の我々が今から意識すべきことなど、大変貴重なお話を聞くことができました。
日本国内にいては聞くことのできない生の声に、生徒たちは午前中の疲れも吹っ飛び興味津々。
講演の後は質問のために長蛇の列ができました。
これにてケンブリッジ大学の訪問は終了。来週のサイエンスフェスティバルがますます楽しみです。
 
バスに乗り込むと、ISAの森川さんからキャンディのプレゼント!みんな満面の笑顔でいただきまーす!!
 
なんじゃこれ、超すっぱい!!! 
 
 
 
 【3月9日】

 イギリスに到着して二日目の今日は、現地の学校Monk’s Walk Schoolで講義を受けます。朝、それぞれの家庭から、徒歩、バス、ホストファミリーの送迎などで集合場所に集まります。無事全員が遅れることなく、また体調不良を訴えることもなく、学校に到着しました。


最初に、今回関わってくださる先生方の紹介がありました。

配付資料です。ホームステイをするときの注意事項などが載っています。



イギリスという国について、地図を使って調べ学習をしています。
分からないことは互いに教え合います。生徒どうしの会話は、日本語半分、英語半分といった様子です。
学食の使い方を知るために、試しにお菓子を買いに来ました。無事買えてニッコリ。
昼食では、早速現地の生徒と仲良しに!ISAの方いわく、この打ち解け具合は、例年と比べても異例の速さだそうです。
午後はバディと初顔合わせ。お互いに質問をしあって、相手のことを知ろうとしています。
その後はアイスブレーキングのアクティビティ。まずは輪になって…。
右手左手と、順に手をつないでいきます。
これを手を離さずに解いて、一つの輪になれば成功なのですが。
これがなかなか、大苦戦。
室内では狭かったらしく、屋外で再チャレンジ。
 今度はうまく行きました。
 
同時進行で、校内見学ツアーも行われています。
何と言っても…。
とにかく広い!!
一通り終わると、バディとも大分打ち解けた様子。今度は日本の文化を紹介しています。
現地の生徒も興味津々で聞いてくれました。
最後は自分たちの部屋に帰って、本日のまとめ。何と宿題も出ました。
外は雨。本日の研修は16時に終了。写真中央のバスで各家庭の最寄りのBus stopまで乗せてもらい、そこからは徒歩で帰ります。雨なので迎えに来てくれたホストファミリーもいました。
 
 
 
 【3月8日】

 早朝6時に岡山空港に集合し、出発式を行いました。お見送りには平賀教頭が駆けつけて下さり、「comfort zoneを越えたところに学びがある」というアドバイスをいただきました。また生徒代表の横山さんが、保護者や先生たちへの感謝の気持ちと研修への意気込みを述べました。7時10分岡山発の飛行機で、羽田を経由してロンドンに向かいました。


出発式にて、平賀教頭から激励の言葉。
続いて生徒代表の横山さんの挨拶。 
羽田空港に到着。次の便まで、二時間近く自由時間となりました。
折り鶴を折っています。
もうすぐ出国。ドキドキワクワク。
約13時間のフライトを終え、ロンドン ヒースロー空港に無事到着!
バスが来るまでお買い物。
水を買うのも一苦労です。「これっていくら?安いん?高いん??」
バスを待ちます。あれ、意外と寒くない?どうやら外気温10℃くらいだそうです。 
これからホストファミリーの待つホームステイエリアへ向かいます。 

フライト疲れもどこへやら。バスに乗って大盛り上がりです。しかし…。 

バスに揺られて一時間。みんなぐっすりお休みタイム。 
飛行機でうたた寝程度しかできなかった人が多く、流石に疲れが出てきます。ちなみに現在日本時間で朝の3時。そりゃ眠いです。 
 交通渋滞でバスが大幅に遅れて、ホストファミリーに会えたのは現地時間で夜の8時。あたりは真っ暗です。これから各家庭に分かれて、夕食となります。しっかりコミュニケーション取れたかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    
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