午前９時半開始，１１時まで講義。ほとんどの時間を英語で話されましたが，前もって資料を配付して，パワーポイントで英文を写していたため，生徒は多くを理解できたようでした。質問があれば随時可能とし，まずは英語で話し出すことが大切であると言われました。
　内容は，津波のエネルギーや隕石の衝突のエネルギー，太陽や地球の大きさと質量の求め方や地球の自転・公転の速度，万有引力定数Ｇの測定，植物の年輪，そして車のフロントガラスに当たる雨量など，身近な題材を扱い，科学的な考察を示されました。講義中に菅先生から時々問いかけがあり，生徒もできるだけ英語で答え，うまく表現できないときは日本語も交えて答えていました。また生徒からの質問も同様で，流ちょうに英語で話す生徒もいました。菅先生は基本的には英語で答え，生徒が理解しづらいと判断されたときは日本語も交え答えられていました。その後，質問やアンケート，感想文などで１１時半に終了しました。
　引き続き，１１時半から個別に質問や相談などをする生徒やＥＳＳの生徒が１０数名残り，英語の勉強方法や研究者を目指す場合の不安な点，進路の悩み，海外で英語を学ぶことや海外の大学や大学院への進学などさまざまな質問をしました。それらに対して，これまでの長い海外での研究生活のご経験などをもとに適切なアドバイスを与えておられました。多くの質問が出されたため，終了は１２時４０分となりました。