8月4日(木)-5日(金),生物部と希望者がウニの発生観察実習を行いました。
生物部と希望者合計18名が本校の生物実験室で,岡山大学理学部付属牛窓臨海実験所より入手したサンショウウニを用いて,丸1日間の発生観察に挑戦しました。
教員による実習手順の説明の後,5班に分かれてウニの採卵,採精を行って,人工受精および発生を顕微鏡で観察しました。受精膜の形成,卵割,胞胚のふ化,24時間で原腸胚形成までの段階を継続観察しました。また,前日に受精させたものでは,約30時間後にプルテウス幼生になっているのを確認することができました。
数時間の仮眠だけで24時間以上の観察は初めての体験でしたが,目の前で起こるウニの発生は,生命の神秘を感じる出来事でした。
|