本校における最初の『受験記』は昭和27年(1952)7月に刊行された。ほぼA5判で、本文8ポイント、54頁。同年春の卒業生20名の受験体験や受験対策がぎっしり掲載されている。昭和27年春に卒業した生徒は戦後最初の入学生であり、高等学校への昇格や合併をへて、6年間の学校生活を送った唯一の学年である。その後、『受験記』は毎年度ではなかったが昭和35年頃まで発行された。
平成5年度より県教委による「魅力ある学校づくり事業」が始まったが、その事業への本校の取り組みとして、平成5年(1993)に再刊され、現在まで毎年刊行されている。これらの『受験記』は在校生に配布され、生徒が進路実現を考える上での一助となっている。 |
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