◆平成23年度 ピア・サポート◆ ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです

◆12月21日(水)ピア・サポート・フォローアップセッション(第3回)を実施しました。

 本年度のまとめの第3回のフォローアップセッションを行いました。夏のトレーニングからおよそ4ヶ月の間の自分の取り組みや、仲間の取り組みなどを互いに紹介しながら振り返り、来年度のよりよい活動に向けて、決意を新たにしていました。 
始めに養護の先生から、リラクセーションの復習をしていただきました。
心と体をリラックスさせて、今年の活動をみんなで振り返りました。
みんなの意見や感想、反省などがホワイトボードいっぱいに紹介されました。
LHRで司会をしたことがとてもいい経験になったという感想はみんなに共通のものでした。
「岡山朝日高校の取り組みが日本ピア・サポート学会の実践集に紹介されているんですよ」
という先生の説明に、みんな驚いてそしてとても嬉しそうでした。
 《活動を振り返っての感想》
 二年間のピア・サポートの活動に一段落がつきましたが、意外と短かった気がします。去年の今頃のことを思うと、進路やクラスのことでとても心がもやもやになっていて、フォローアップセッションに来て、やっと心が落ち着きました。今でも進路や友達関係のことで悩んでいますが、状況は違うと思います。自分を落ち着ける方法を知っていて、悩みを話せる友達・先生がいて、そして、よりプラス思考である自分がいます。ピア・サポート活動に参加して、一番良かったと思うことは、基本的なことである「人の話の聞き方」や「相手の本当の気持ちのくみ取り方」などを学べたことです。「ピア・サポート活動ではこういうことを習う」と他の人に伝えたら、「なんだ、そんなの常識じゃん」と言うかもしれません。でも実際、今の社会では忘れられていることだと思います。とても早いペースで日常が進み、効率や利益が優先される社会では、相手の話をゆっくり丁寧に聞くのは難しいことです。だからこそ、ピア・サポート活動をやるべきだと思います。この活動が中学校や大学、社会に広がれば、日本はよりよい国になると思います。本当に二年間頑張って良かったです。この機会を与えてくれた保健委員会や朝日の先生方に感謝します。高三でも何かこういう集まりがあったらいいなと思います。社会に出てからも学んだことを生かしたいです。
(2年女子)

 私は朝日高校に入学し、保健委員になるまでピア・サポートという活動の存在を知りませんでした。夏休みにピア・サポートの活動をしてみて「人の話を聞くときにはこんなに注意するところがあるんだ」「こういう話し方で自分の気持ちは伝わっているのだろうか」というふうに思いました。今となってはそのような疑問もなくなり、相手と話すときには相手が気持ちよく聞ける、もしくは話せるようになったと思います。ピア・サポートはまだ歴史が浅く、日本のピア・サポート学会は今年で10年目だそうなので、自分たちは新しいことをしているんだなと思い、これからのピア・サポートの活動の輪が広がっていくことを期待しています。これから学校生活を送っていくなかでいろんな悩みがあると思いますが、今回の活動を通して学んだことを生かして、相手が困っているときは上手に話を聞いて相談にのり、自分が困っているときには自分の思いをしっかり伝えて、そういった困難に立ち向かえるようになりたいと思います。人間と上手に接することは簡単なことではありませんが、これから生きていく上でも今回の活動を生かし、人生を楽しく過ごせるような大人になりたいとも思いました。(1年男子)
最後にアンケートを記入し、来年度への小さな目標を立てて終わりました。

※これからも朝日高校のピア・サポーターたちにご期待ください
来年度の目標
・小さなサポートを自分なりに行う。
・誰かのためになれるように、心に余裕を持った自分でいる。
・あいさつや掃除を積極的にしてサポートの輪を広げたい。
・FELORを活かして、聴き上手になる。
・友達の話をたくさん聴いてあげたい。
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