「相手を尊重する聴き方 〜生徒面接にも活かそう〜」
スクールカウンセラー 森口 章 先生
教職員対象の標記の研修会を、8月23日(火)14時から15時30分に実施しました。生徒や保護者の方と面談する機会の多い教職員たちが、相手を尊重して、相手の真情をくみ取ろうと「傾聴」することは、とても大切なことです。日頃から、心がけている「話の上手な聴き方」について、あらためて演習も交えながらお話しいただきました。特に「相手の言葉を自分経由で返す(自分発にしてしまわない)」というところでは、ともすれば指示やアドバイスが先行してしまう面談を反省しました。また、「聴く」ことの目的はcareでもcureでもなく「coreを共有する」だというお話も心に残りました。
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森口先生がご紹介くださった
谷川俊太郎の詩
『みみをすます』より
ひとつのおとに
ひとつのこえに
みみをすますことが
もうひとつのおとに
もうひとつのこえに
みみをふさぐことに
ならないように |
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