「健全な貧しさと純真な心を持ち、世の中にあふれている無償の喜びに気がつけば、発見に満ちた豊かな人生が送れるだろう」これは、ある大学入試(英文要約)に出題された内容の一部です。カメラを持って野山に出かけると、普段なら気にも留めないような草花や木、さえずる野鳥に思わず目が行き、語りかけたくなるような見事な自然の美しさと力強さに心を打たれ、何とも言えぬ幸せな気分になります。そんな時は、自分に意識が向くことなど全くなく、ただ只自然の中を歩きながら、心惹かれるままにシャッターを切り、自然にいだかれている心地よさと感動に酔いしれているのです。長く歩くと疲れますが、心はいつの間にかすっかり元気になっています。
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