◆リモート導入によるキャリア教育(12/21・23)が行われました。
     リモート導入による学びの推進
修学旅行代替行事として、最先端で活躍する先輩方のお話を聴きました。
                                 令和2年12月21日(月)・23日(水)

 新型コロナウイルス感染症拡大のため、2年生の修学旅行は中止になりましたが、修学旅行中のOB訪問をリモートで首都圏と本校をつないで実施しました。12月21日(月)はJAXAの西山和孝さん、JAMSTECの吉田健太さん、23日(水)はサイバニクスの開拓者である筑波大学・(株)サイバーダインの山海嘉之さんの講演を聴かせていただきました。最先端で活躍する3人から、自分と大学、自分と大学の向こう側の社会とのつながりを学びました。
 
 
 
             西山和孝 宇宙航空研究開発機構JAXA
            宇宙科学研究所准教授
 
 吉田健太 海洋開発研究機構JAMSTEC研究員
 
                 山海嘉之 筑波大学大学院教授
                (株)サイバーダインCEO
◇生徒の感想  
[西山先生の講演の感想]
 研究チームが何かを発見すると同時に、研究すべきテーマが新たにあらわれていることを聞き、学問とは深めようと思えばいくらでも深まるものであるこということが理解できた。大きな機体に対してumやnm単位のような極小のズレが大問題に発展するような緊張すべき状況下で仕事をしていると聞いた時、ささいなミスにあまり気を遣っていない日頃の自分の姿を考えると、ひどく恥ずかしくなった。  
 
[吉田先生の講演の感想]
 岩石に含まれる「水」については、今回はじめて聞くことばかりだった。今まで、石が地質の歴史を探る鍵になるのは知っていたが、あくまでも周りの地層等と比べるのだと思っていた。しかし、岩石中に含まれる水(塩水)の塩分濃度から、地中深くでどんな水の活動が起こっているのかが分かったり、考えられたりするということを学んだ。
 
[山海先生の講演の感想]
 物理空間から情報空間へ進んできている中で、情報空間への第一歩とされるサイバニクスを開発された山海先生のご講演を聴くことができて、とても嬉しく、大変興味深い内容でした。自分で世界を拓いていくというスタンスの中で、自分が開発した装着型サイボーグHALの実社会での運用のために、世界のルールを作るということまでチャレンジすると聞いて、開発するだけでも大変なはずなのに、開発したものに責任を持って尽力する。その科学者としての在り方に大変刺激を受けました。
 
 
 
                         
トピックスのトップへ岡山朝日高校Webのトップページへ
Copyright (C)  OKAYAMA-ASAHI High School, All rights reserved.