◆「近未来の教育について考えるシンポジウム」(11/16)が開催されました。
               リモート導入による学びの推進
 台湾のIT大臣オードリー・タン氏と高校生が
「近未来の教育について考えるシンポジウム」
                                  令和2年11月16日(月)

 進路指導等で本校と交流のある熊本高校が主催した「台湾のIT大臣オードリー・タン氏と高校生が『近未来の教育について考える』シンポジウム」が11月16日(月)にオンラインで日本と台湾をつないで開催されました。本校でも参加を希望した生徒が情報教室で視聴しました。
 
  
 
 
 
 ◇生徒の感想
 ・ITやVRは人々をつなぐ道具でしかなく、「知識の多い年配者と新しい考え方ができる若者が協力することが大切だ」という考え方は、技術発展に急ぐ現代社会で見直されるべき点であると思った。からだと機械を切り離すために「スマホに触れる時は指でなくタッチペンを使う」と聞いたときは驚きもしたが、これはきっと情報技術の最先端にいたタン氏ならではの機械に対する警戒のあらわれなのだろうと思った。これから発展し続ける情報技術にアンテナを伸ばしながらも、人とのつながりをもっと大事に生活しようと思った。
 
 ・彼女の活躍には理由がある。彼女は自分の目的を決め、そのために必要なことを着実に達成してきたのだ。お話の中で「需要を考える」という言葉を度々おっしゃっていた。決して独りよがりに行動するのではなく、社会に必要なことのために行動することが大切だと思う。
 
 ・講演は中国語と日本語通訳によって行われた。中国語で聞き取れた言葉は「ポケモンGo」だけで、他は何も聞き取れず、なぜだかモヤモヤした気持ちになった。「通訳の人がいるから」、とか「インターネットが翻訳してくれるから」と思っていたが、今日の講演を聴いて「直接理解できたらいいのに」と何度も思った。通訳なしで外国の方とコミュニケーションができるようになりたいという思いを持って英語の勉強を頑張りたいと思う。
 
 ・タン氏の信念でもある「何事にも裂け目がある。しかし、裂け目があるから光が差し込むのだ」という言葉にならい、今後の人生、あるいは世界をよりよくするために、「裂け目」を見つけ、その先の「光」を手に入れるべく、自分の技術を磨き、世の中の役に立ちたいと強く思った。
 
 ・オードリー・タンさんは、新しいことに挑戦し続け、コロナ対策を成功に導いており、人々と共に対等に物事を進めようとする姿勢が印象的な方だなと思いました。私たち高校生は、様々な問題に対して、目的を持ち、創造力を大切にしていかなければならないと、改めて思いました。タンさんが大切にされている「デザイン的思考」で問題解決を目指していくために、まずは日常に潜む小さな事柄を、異なる新しい視点から考えていこうと思います。
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