◆図書館教養講座 「万葉集を語る」 ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
  二月二日、杉本尚平校長先生に、万葉集の楽しみを本校図書館にて講義していただきました。先生の大学時代のご専門は流体力学ですが、大学時代より万葉集に親しみ勉強してこられました。今回の講座では、万葉集の歌そのものの意味解釈にとどまらず、その背景や人間関係に至るまで本格的なお話をしていただきました。生徒とたちは、文系、理系といった狭い垣根をこえた幅広い教養の大切さとすばらしさを感じることができたようです。
 参加生徒感想

 その当時の行事、風習や文化などを交えてお話ししてくださったので、とてもわかりやすかったです。もともと和歌が好きでしたが、今回の講座に参加して、万葉集への興味がますますわいてきたし、当時の時代背景も知りたいと思いました。作者の呼んだときの心情をわかりやすく、おもしろく解説してくださり、聞いていてとても楽しかったです。分かりやすいようにと、写真を交えて紹介してくださったり、関係図を出してくださったのは聞きやすかったです。またお話が聞けたらうれしいです。本日は本当にありがとうございました。  一年生 女子


 ”言葉には魂が込められている”という言葉が印象的でした。前向きな言葉を使えば前向きなことが起こるというのはなるほどと思いました。自分の専門でないことに、ただ興味があり好きだということに、ここまで詳しくなれるものなのだと驚きました。私も先生のように好きなものを見つけて深めたいと思うことができました。  一年生 女子


 私は今まで万葉集のことを歴史の勉強だとしか思っていませんでしたが、今回万葉集を「楽しむ」という見方を知りました。中でも代表的な読み手の一人である柿本人麻呂の天皇に対する歌は興味深かったです。歌を説明するだけでなく、そのときの時代背景をも教えてくださったので読み手の気持ちが伝わってきたように思えました。歌そのものも、たとえ意味がわからない状態で聞いた土地ステム尾対句的な表現や反復法、擬人法なども取り入れられているのがわかるので、とてもリズムがよく、美しく聞こえました。  二年生 女子


 理系の分野を専門とされながら、古典に親しむ姿勢がすばらしいなと思いました。万葉集に興味を持たれたのが大学での講演がきっかけということで、いろいろなところでいろいろなものに興味を持つきっかけが転がっているのだなと感じました。まさに生涯勉強ですね。このような図書館教養講座がまた開かれることを楽しみにしています。  二年生 女子

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