◆図書館教養講座 
 「特殊相対性理論―初等的・視覚的展開-」 
                          12月16日(土)
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 12月16日(土)に図書館教養講座として数学の内田康晴先生が、アインシュタインの特殊相対性理論を、先生独自のアイデアに基づく思考実験を通じわかりやすく説明する講義をしてくださいました。
この思考実験の特徴は、
(1) 多くの結論を数式を用いないで導くことができる。
(2) 初等的で視覚的である。
(3) 定量的な結論も楕円の基本性質から導かれる。
というものです。
相対性理論の名前は有名だけれど、その内容は全く知らない人がほとんどです。しかし先生が「文系の人にも十分わかる」と言われたとおりの素晴らしい講義でした。
特に、同じ思考実験から、「運動する時計は遅れる」という現象、相対論的光行差、ローレンツ短縮、光のドップラー効果など、相対性理論に基づく多くの興味深い現象も説明されていったのは圧巻でした。
一年生、二年生、文系、理系を問わず二十名の生徒と四人の先生が参加し、講義の後も活発な質疑が交わされました。

 
 
 
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