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『天佑なり』（幸田真音）
首相、蔵相を歴任した高橋是清（嘉永七年1854～昭和11年1936）。震災、恐慌、バブル崩壊･･･。彼の時代の我が国が抱えていた財政問題と、今日のそれは、あまりにも酷似していた。彼の生涯を追い、その解決のヒントを探る政治経済的記録小説。
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『カーストから現代インドを知るための30章』（金基淑）
歴史を習う上で聞いたことがあるカースト制度。今も根強くインドに残っているその仕組みとともにインドの文化を詳しくしれて興味の範囲が広がる本だと思います。（2016年度 3年）
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『乃木坂と、まなぶ』（朝日オリジナル） (朝日新聞出版)
本書では、アイドルグループの乃木坂４６が藤原和博先生を講師に迎え、「政治編」、「経済編」、「いのち編」、「未来編」の四つの章に分けて「正解のない」広い問について議論しています。
「大きな政府」と「小さな政府」のどちらがよいか、「ＴＰＰに参加したら何が起きるか」「『赤ちゃんポスト』と出生前診断が社会に与える影響や、利用する、しないの線引きは？」など、慎重に考えなければならない難しい議題もあり、皆さんが読み進める中でいろいろと考えることや新たな発見がきっとあると思います。私は乃木坂４６が好きで本書を手に取りましたが、アイドルに興味がない人も含めて、多くの人に読んでほしい一冊だと感じました。
皆さんもこの本を読んで、世の中の「正解」のない問いについて自分なりの答えを考えてみてください。
（２０１４年度 ２年生） |
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