■事業の必要性・テーマ |
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社会的背景 |
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科学技術の発展に伴い知識基盤社会が到来し,グローバル化の進展とともに社会で求められる知識・技能も世界的視野で捉えることが必要となっている。 |
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理数や外国語等の質の高い教育により,次世代の我が国を担いグローバル化に対応できる人材を,高校段階から育成することが求められている。 |
3 |
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高等学校においても,時代の進展と社会の要請を踏まえ,幅広い教養とともに,理数と英語力を統合した総合的学力を持つ生徒を育てる教育が必要である。 |
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朝日に対する期待,朝日が成すべきこと |
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生徒に高い志を抱かせることによってその潜在的な能力を最大限に発揮させ,社会の中核として活躍・貢献できる有為な人材を育成する学校である。 |
2 |
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日本の現代物理学の父とされる仁科芳雄博士をはじめ,国際的に活躍する多くの優秀な研究者や政治家・裁判官等を輩出している学校であり,国際社会で将来の日本を牽引する人材の発掘や育成をすることが期待されている。 |
3 |
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将来の国際人となるために欠かせない素養である,英語力やプレゼンテーション能力の育成にも力を注がなければならない。 |
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中心的課題 |
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1 |
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科学に対する視野を広げ,幅広い教養を持つ生徒を育てる。 |
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理数に強い関心や高い資質を有する生徒の科学力と英語力を高め,将来の国際的な研究者としての素養を身につけさせる。 |
3 |
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学校内外における生徒間のネットワーク形成をサポートし,互いに切磋琢磨し武者修行する中で生徒の知・徳の成長を促す。 |
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■事業の概要/進め方 |
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英語で理数の授業 |
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1 |
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数学,理科の学力の向上 |
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(1) |
数学オリンピックの国内予選への指導 |
(2) |
物理チャレンジへの参加 |
(3) |
サイエンスチャレンジへの参加 |
(4) |
科学オリンピックオープンへの参加 |
(5) |
卒業生との座談会 ---2009年物理オリンピックメキシコ大会銀メダルの難波博之君を始め諸先輩に学ぶ会の開催 |
(6) |
小中学生のための実験教室の開催 |
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英語の学力の向上 |
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(1) |
英語スピーチコンテストに出場 |
(2) |
英語ディベート大会に出場 |
(3) |
オーストラリア等の高校生とテレビ会議システムを利用して交流 |
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英語で理数の授業 |
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(1) |
数学,理科の一部の授業を英語で実施 |
(2) |
岡山大学の留学生とTTを行い,英語で理科・数学の授業を実施 |
(3) |
英語の科学雑誌を原文で講読 |
(4) |
上野健爾京都大名誉教授による英語での数学講義 |
(5) |
菅滋正大阪大名誉教授による英語での科学講義 |
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国際社会で活躍できるグローバル人材の育成 |
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元石油公団勤務の板野和彦氏等によるグローバル人材育成のための講演やパネルディスカッション |
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プレゼン校内発表会の開催---英語によるプレゼンテーションを含む,発表の場を設けプレゼンテーション力を育成 |
3 |
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オックスフォード大学,ケンブリッジ大学への海外研修 |
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事業の進め方 |
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企画運営の核となるグローバル推進委員会を組織し,大学等との連絡調整や校内の関係部署との連携を図る。 |
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「英語で理数」を行い,実践的な英語力を身につけさせる。 |
3 |
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意欲的な生徒集団としてのGlobal Education Team(GET)を組織し,諸事業への積極的な取り組みを支援する。 |
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■達成目標 |
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理数や英語の学力を向上させ,英語で理科・数学の授業を行うことで,参加生徒が英語の重要性を認識でき,理数に対する興味や知識が増したか。
(1) |
各事業の目的がわかるチェックシートを作成し,参加者に回答させる。
意欲的に取り組めたか,対象に関する理解は深まったかなど。 |
(2) |
英語で理数の授業を行った後,授業の理解度や意識の変化を調べる。内容を理解し,知的刺激を受けたか。活発 な話し合いができたかなど。 |
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2 |
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科学オリンピック国内予選への参加者数や入賞者数により達成度をはかる。
数学及び物理オリンピック予選参加者数,10名を目指す。 |
3 |
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プレゼン校内発表会における発表について,正確でわかりやすい内容となっていたか。オーディエンスは正しく発表を評価できたか。 |
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