平成28年度
国際的視野と幅広い教養を持つ生徒を育てる
理数に関心を持ち,資質を有する生徒の理数と英語力を高める
コミュニケーション力やプレゼンテーション力を育てる
これらの課題に取り組むため,平成28年度は次のような事業に取り組みます。
グローバル人材のための教養講座の実施
数学・理科の授業の一部を英語で実施
上野健爾京都大学名誉教授による英語での数学講義の実施
数学オリンピック,物理チャレンジ,科学オリンピック,英語スピーチコンテスト,英語ディベート大会などの各種コンテストへの参加
校内プレゼンテーション報告会の実施
イギリス・サイエンスカレッジ授業体験プログラム(海外研修)の実施
このほかにも他の課と協力しグローバルな視野と発想を盛り込んだ講演を実施します。また,各種国際交流プログラムを生徒に紹介し参加を促します。
主な取り組みの紹介
  ■「イギリス・サイエンスカレッジ授業体験プログラム」<3月9日〜22日>
  ■「英語による数学講座」<12月20日・21日>
  ■1年生対象「グローバル教養講座」<9月28日>
  ■「先輩を囲む会」<8月23日>
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「英語による数学講座」(2016.12.20・21) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 12月20日(火)・21日(水)の午後1・2年生の希望者約60名を対象に、京都大学名誉教授の上野健爾先生をお迎えし、「How to study mathematics?」という内容で、英語による数学講座をしていただきました。これは、本校の「グローバル人材育成プログラム」の一環として、理数に強い関心や高い資質を有する生徒の科学力を高め、将来社会に貢献できる国際的な研究者として素養を身につけさせることを目的として行われました。
講義する上野先生
講義を受ける生徒達 







  ・数学に対してのイメージががらりと変わりました。まだ理解が追いつかず、理解したらもっと楽しくわくわくするんだろうなと感じました。また機会があればチャレンジしてみたいです。本当の楽しさを感じられるように頑張っていこうと思います。
・普段の授業では、様々な方法・視点から証明することはないのでよい機会となった。
同じ内容を英語で聴いてみたい。
・正直に言うと全く分からなかったのですが、数学の勉強の悪さを反省できてもっと根本から理解しないと と実感しました。校内ですごい人たちがたくさんいる中にいたこともいい経験になったと思います。
・講義について行けなかったところが少なからずありました。理解することができたなら新しい興味や世界が広がっていくと感じました。
・英語が難解でよく解らなかったが、数学の定義とかその一部でも触れることができたのでよかった。
・「英語で数学」授業の貴重な体験ができて面白かったが、難しかった。数学の学ぶことの本質が解ったような気がしました。来年も是非受けてみたいです。
・想像以上に興味深かったと同時に想像以上に難しかったです。
・学校で習ってテストにでるだけの内容よりすごく広くて深い世界があるのだと分かった。
・考え続けたり工夫したりすれば難しい問題が解けることを実感した。
・整数や素数の奥深さがよく分かり非常に興味深いものでした。理解できたところはすっきりしてとても面白かったです。今まで以上に数学の興味が深まった。
                        
日  時   平成28年12月20日(火)13:50〜15:20  21日(水)13:50〜15:20
指 導 者   京都大学名誉教授 上野 健爾 先生
対  象   1・2年生希望者
使用教室   本校第2合併教室
内  容   「How to study mathematics?」 




 
1年生対象「グローバル教養講座」(2016.9.28) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 9月28日(水)の午後1年生を対象に、コーディネータに原田 勲氏、パネリストに吉野博厚氏、井頭政之氏、中島義雄氏の3名、アドバイザーに板野和彦氏をお迎えし、「グローバル化が進む中で求められる力 〜21世紀に生きる君たちへ〜」という内容で、講演及びパネルディスカッションをしていただきました。これは、本校の「グローバル人材育成プログラム」の一環として、様々なキャリアを持つ人々や文化的背景に対し、これを適切に理解しながら、自分の考え方を的確に表現したり主張できる能力を養うことを目的として行われました。
 生徒達はコーディネータやパネリストの話に熱心に耳を傾けると同時に、多くの生徒が積極的にパネリストへ質問をしていました。
     
教頭の講師紹介    コーディネータと パネリスト
     
 パネリスト    パネリスト
     
 質問する生徒    質問する生徒 
     
  質問する生徒     質問する教員
     
質問する生徒     質問する生徒
  
 熱心に話を聞く生徒
     
まとめをするアドバイザー     生徒代表謝辞
  







  ・印象に残ったのは,一歩踏み出す力である。グローバル化がもたらす多様性に時に戸
惑うかもしれないが、予想外の相手の言動に対し何か考えて発することが重要である。
・グローバル化による変化にすぐ対応するためにどうしたらいいのか、今回のような機会 は大切にしたい。
・講座を聴いて、「知ろうとすること」「伝えようとすること」といった意欲的な姿勢が何事においても大切だ。英語を学ぶ事も大切だけれどそれより先にするべき事がいくつもあることが分かったので、グローバリゼ−ションを考えすぎずに身近な観点から考えていきたい。
・多様性については今まで考えたことがなかったので、実際に海外に行ったときにも違った文化を受け入れることは大切だと思った。同時に日本人のすばらしい点を誇りに思い発信していきたい。
・未知の世界に挑むための心構えが大事である。自分はまだ何の世界も識らないが、今日教わったことは必ず生きてくる。
・自分から未知の世界に飛び込んでいく力だと感じました。企業が求める人材として“たくましさ”をもった人が挙がっていて,自分の主張をしっかり述べることが大切だと感じました。
・日本とは違う文化に踏み入ったとき、驚くだけでなく広い心で受け止め、楽しむ余裕が必要。好奇心を持ってチャレンジしていきたい。
・コミュニケーション力も必要だけどメンタル力も必要。日本人は消極的すぎる。
・中島先生から社会に求められていることをいくつか紹介していただいた。コミュニケーションやたくましさは自分で意識していけば換えられる。多様性という面では、“文系だから科学はしない”ではよくない。様々な視点から見つめることが大切だ。
・普段自分の考えている常識と違う考え方の人がいると思わずいらいらしてしまうことがある。多様性を認めるというのは、口に出すのは簡単でも実際には難しいのでゃないかと思った。
・今まで「グローバル化=英語が必要」とばかり考えていた。英語は“コミュニケーション”をとるためのツールにすぎず、いくら流暢に話せても自分の考えを確個としてもっていなければ、何の意味もないということが判りました。。
・私はコミュニケーション力もないし、人の目ばかり気にして自由に動けない。高校や日本全体で“もっと間違えてもいいんだよ”的な空気が強まればいいのにと思う。
・グローバル化が進む中でテレビなどのイメージではなく、実際にみたり調べたりきちんとものごとを理解することが大切だと思った。
・一番大切な力はコミュニケーション力ではないか。そのためにはまず相手の話を聞くことからはじめ、失敗を恐れないで発言することが重要と考える。
・社会に出ると答えのない問題が殆ど。問題を発見し解決する力をつけることが大切である。また、失敗を恐れて発言しないのは社会では通用しないと分かった。まず語学力を身につけ、問題を解決する練習が必要だ。
・社会が求める力が、コミュニケーション能力・考える力・たくましさ・多様性・熱中できる力 というのは私がホームステイしたときにも感じたことなので共感できました。海外の人ははっきり意思表示しないと相手にしてくれないので、積極的に接していくのは重要なことだと思います。イギリス研修に参加するので、今日学んだことを活かして有意義に過ごしてきます。
・求められる力はコミュニケーション力だと思います。意思に伝達なしに社会の発展や平和な世界は望めないと思います。
・大切なことは、何事に対しても勇気を出して一歩踏み出してみること。ACTIONを起こさなければ何も始まらない。
・英語力ばかりでなく、自分から行動することの必要性を学びました。
・国が違うとその人の出身国のイメージなどの先入観が生まれてしまって、自分から心を閉ざしてしまったり、恐怖が出ててきたりする事があると思う。それは普段の高校生活の中の課題に対する自分のあり方と一緒で、何でも“try”することがこれからの社会で求められる力だと考えました。
・適応能力が大切と思う。現在高校という世界で基礎的な知識や論理を身につけている。その状態で社会に出るのは仕方ないが、実践的な経験を経て知っていることと異なることが起きたとき、どう対処していくかが重要であろう。
・グローバル化以前に国内で起こっていることをもっと見据えていかなばならないのではないでしょうか。
・これからは何か発言する機会があるときには、1つのチャンスだと思って何かしら自分
の思うことを積極性をもって発言したいと思いました。
・大切なのはコミュニケーション力であり、恥ずかしがらず恐れず、自分の口から伝えることが大切というのは今の私の心にとても響いた。
・まず大切なことがコミュニケーション能力だと感じました。他人を理解する、受け入れようとすることや言語能力の強化も一環で大切なことだと思います。それらを身につける上で、最も不可欠なことは興味をもつことだと改めて知りました。英語が苦手だった先生方が海外で活動しているというのは、大学に進学して以降、興味の範囲を広げ積極的にグローバル化に対応しているからだと感じました。いろいろ学習する中で英語力をつけるのはもちろん、自分の好きなことが世界的な規模でどのように活かされているか調べてみたいと思いました。
・自分の意見を主張する力、相手が何を考えているかを理解する力が求められる力だと考える。身の回りだけ意識するのではなく、広く視野をもつことを高校時代にしておけばよい。   
日  時   平成28年9月28日(水)14:15〜15:45  
指 導 者   コーディネータ  原田 勲  氏 (岡山大学名誉教授
                     次世代人材育成センター)
パネリスト     吉野博厚 氏 (中東研究家 新潟大大学院卒)
           井頭政之 氏 (東京工業大学教授 原子炉工学研究所
                     昭和45年卒)
           中島義雄 氏 (帝人ナカジマメディカル会長 
                     岡山県教育委員) 
アドバイザー   板野和彦 氏 (サハリン石油ガス開発(株)常務取締役
                     東京工業大学非常勤講師)
対  象   1年生
使用教室   本校体育館
内  容   パネルディスカッション
テーマ「グローバル化が進む中で求められる力 〜21世紀に生きる君たちへ〜」
 



「先輩を囲む会」(2016.8.23) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 8月23日(火)の午後1〜3年生の希望者約40名を対象に、京都大学大学院地球環境学堂特定准教授の平田彩子先生(本校H14卒)をお迎えし、「グローバル社会を賢く、楽しく生きる」という内容で、講演をしていただきました。これは、本校の「グローバル人材育成プログラム」の一環として、グローバル社会で活躍されている先輩の体験などを聴き、将来社会に貢献できる国際的な人材として素養を身につけさせることを目的として行われました。
講義する平田先生
講義を受ける生徒達 
 質疑応答







  ・実際に世界の第一線で活躍されている方のお話で説得力がありました。最近はよくグローバル化ということが言われますが,正直なところ身近に感じることができませんでした。しかし,先輩の話から,優秀な人が集まる場所ほど海外との交流や英語を使わなければならない機会が多いという点が分かりました。
 また,印象的だったのは,先輩の向上心です。「自分を成長させる」「自分の価値を上げる」といった言葉もありましたが,そういった自己を積極的に向上させようという意欲が強かったからこそ,あえて困難な道を選んだり,主体的な行動をとることができたのではないかと思いました。気持ちの持ちようによって,自分の生き方は大きく変わるということを学びました。(1年男子)

・英語圏の人々だけでなく,例えアジア人であっても英語で会話している。英語はツールの一つであるので,英語は将来確実に必要である。私は意思表示をするのが苦手で,中学3年の時にオーストラリアに2週間研修に行ったが,ホストファミリーにも自分が伝えたいことが言えなかった。また,自分にも自信がなかった。まず初めに思ったのが,もっと英語を勉強しておけばよかったということだった。だからこそ,先生の偉大な挑戦の裏には多くの苦労があったのではないかと思った。しかし,先生の顔からは自分の挑戦が有意義だったというような達成感が見られた。得られたものの大きさが自分の2週間だけの経験とは違うな,と実感したと同時に,留学,世界を見る,視野を広げるということは素敵だなとあこがれを抱きました。
 また,先生は研究者としての道を選んで,自分の論文という後世に残るような作品を持たれていて,自分の好きなことを追求しておられるという生きがいのある生き方が参考になりました。わざと自分を追い込むことによって,より豊かな自分,新たな自分,大きな自分に出会える。そんな自分を追い込む手段の一つが留学であることを教わったので,留学を視野に入れながら,自分ができることでなく,難しく,厳しいぐらいの挑戦にチャレンジしていきたいと思った。(1年女子)
日  時   平成28年8月23日(火)13:50〜15:30  
指 導 者   京都大学大学院地球環境学堂特定准教授 平田 彩子 先生
対  象   1〜3年生希望者
使用教室   本校第2合併教室
内  容   演題「グローバル社会を賢く、楽しく生きる」の講演と質疑応答


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