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同窓資料館・ミニ企画「階段校舎の事始展」
ミニ企画展は事務室前ロビーで開催された
新校舎への移転を間近に控えた平成18年夏、同窓資料館では本館の建築工事の写真をロビーにパネル展示して約40年前の本館の姿を紹介した。このページはその際に展示した写真とその写真に添えた解説をホームページ風にまとめたものである。幾点かの写真を新たに増やし、一部解説にも手を加えている。
平成19年度も同窓資料館では引き続きミニ企画展を企画している。
起工式当日のパノラマ写真 昭和43(1968)年4月20日
合併教室の左側に起工式会場(紅白幕で囲われたテント、写真のほぼ中央)が見える。この時点では朝日高校には鉄筋コンクリート造の校舎はなかった。正門のクスノキも現在ほど大きくない。
この写真は5枚を接いだパノラマ写真である。継ぎ目の部分にはデジタル処理(稚拙で申し訳ないが)を施した。
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起工式当日 昭和43(1968)年4月20日
起工式当日 昭和43(1968)年4月20日
現在のサーキットトレーニング場あたりからの撮影。新校舎予定地にはバスケットゴールや鉄棒が設けられていた。<企画展では未展示>
写真中央左に起工式会場が写っている。家庭教室(現在は合併教室と呼ばれている)はまだ移動されていない。<企画展では未展示>
実現しなかった校舎改築案
校舎改築案には複数のプランがあった。この校舎模型は実現されなかった改築プランの一つ。
新校舎第一期工事 昭和43(1968)年初夏
校地北側からの撮影。基礎工事が終わり、1階の側壁の鉄筋が立ち上がっている。工事にあたって合併教室と同窓資料館(当時はなかった)との間の校地北側の土塁が一時的に壊された。この場所は校地北側の区画整理事業によって新造された南北方向の道路と接する部分であり、曲がることなく建築資材搬入が可能となった。
新校舎第一期・第二期工事
昭和43(1968)年晩秋
新校舎第一期・第二期工事
昭和43(1968)年晩秋
第一期工事(現在のG組・H組の部分は完成しており、その両側にそれぞれ2クラス分の教室を第二期工事として増設中。足場が間伐材とバン線で組み上げられていることが時代を感じさせる。
新校舎第一期・第二期工事竣工
昭和44(1969)年
新校舎第一期・第二期工事竣工
昭和44(1969)年
昭和44(1969)年3月頃の撮影か。特別教室棟(理科棟)建築以前はニセアカシアが樹勢を誇っていた(写真では落葉している)。
同じく昭和44(1969)年3月頃の撮影か。本館の特異な断面の形状がよく見てとれる写真である。写っている壁面はD組とE組との間のそれである。
竣工直後の教室(3階)
竣工直後の被服教室
屋上の防水処理の状況
昭和44(1969)年冬の撮影。1年E組・F組の屋根の上のゴーレックス防水の状況。正門のクスノキは現在ほど大きくなかった。
第三期工事の状況 昭和44(1969)年夏
第三期工事の状況
昭和44(1969)年夏
撮影場所はこの時までに完成していた現在の3年E組の廊下からと思われる。第三期工事における基礎部分の施工状況を撮影。旧本館2階でいうと、国語準備室・階段・トイレ・C組・D組の部分が第三期工事で増築された。
<企画展では未展示>
左の写真を撮影した場所よりも上方の階(1年E組の前の廊下)からの、同日の撮影と思われる。後方には再建間もない烏城天守が見える。
第三期工事の状況 昭和44(1969)年夏
撮影場所は現在の生徒会室の位置。後方の現在部室となっている建物は当時は美術教室として使われていた(もともとは烏城高校の食堂として建てられた)。左上の現在資源ゴミ置き場となっている建物は当時は購買であった(創立百周年記念館完成後、購買は記念館に移転したため部室となった)。
新校舎への移転 昭和44(1969)年6月
再びの移転 平成19(2007)年1月9日
各自が使用する机や椅子を新教室へ運んだ。
現在の新校舎への全面的な移転作業は、平成19(2007)年1月9日に行われた。生徒たちは40年前と同じように各自の使用する机や椅子を新教室へ運んだ。<企画展では未展示>
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