平成27年度
国際的視野と幅広い教養を持つ生徒を育てる
理数に関心を持ち,資質を有する生徒の理数と英語力を高める
コミュニケーション力やプレゼンテーション力を育てる
これらの課題に取り組むため,平成27年度は次のような事業に取り組みます。
グローバル人材のための教養講座の実施
数学・理科の授業の一部を英語で実施
上野健爾京都大学名誉教授による英語での数学講義の実施
古川史織先生(京都大学iPS研究所研究員)による英語での科学講義の実施
数学オリンピック,物理チャレンジ,科学オリンピック,英語スピーチコンテスト,英語ディベート大会などの各種コンテストへの参加
校内プレゼンテーション報告会の実施
イギリス・サイエンスカレッジ授業体験プログラム(海外研修)の実施
このほかにも他の課と協力しグローバルな視野と発想を盛り込んだ講演を実施します。また,各種国際交流プログラムを生徒に紹介し参加を促します。
主な取り組みの紹介
  ■「イギリス・サイエンスカレッジ授業体験プログラム」<3月10日〜23日>
  ■「英語で科学講義」<12月18日>
  ■1年生対象「グローバル教養講座」<9月29日>
 ■「英語による数学講座」<7月23日・24日>
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「英語で科学講義」(2015.12.18) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 12月18日(金)午後1時50分より「英語で科学講義〜親の因果は子に報いるか?エピジェネティクスを考える〜」が開催されました。講師は東京大学分子細胞生物学研究所エピゲノム疾患研究センター教授の白髭克彦先生です。先生は昭和58年に本校を卒業された医学博士です。
 今回の講義では遺伝子解析について,基礎から日本語と英語を交えながらお話をしていただきました。1〜3年の医学を目指している生徒や生物を選択している生徒,また将来研究者を目指している生徒達約60名が熱心に聴講し,科学の最先端の研究の話に大変刺激を受けていました。
      
学校長の講師紹介    参加した生徒達
  
講義をする白髭先生 
     
 質問する生徒    質問に答える白髭先生 







 


               〜準備中〜
日  時   平成27年12月18日(金)13:50〜15:20  
指 導 者   白髭克彦先生
(東京大学分子細胞生物学研究所エピゲノム疾患研究センター教授)
対  象   1〜3年生希望者 60名
使用教室   本校第2合併教室
内  容   英語で科学講義
「親の因果は子に報いるか?エピジェネティクスを考える」
 



 
1年生対象「グローバル教養講座」(2015.9.29) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 9月29日(火)の午後1年生を対象に、コーディネータに板野和彦氏、パネリストに田中慎一氏、大島健一氏、原田 勲氏、小西智子氏の4名をお迎えし、「グローバル化が進む中で求められる力」という内容で、パネルディスカッションをしていただきました。これは、本校の「グローバル人材育成プログラム」の一環として、様々なキャリアを持つ人々や文化的背景に対し、これを適切に理解しながら、自分の考え方を的確に表現したり主張できる能力を養うことを目的として行われました。
 生徒達はコーディネータやパネリストの話に熱心に耳を傾けると同時に、多くの生徒が積極的にパネリストへ質問をしていました。
     
学校長挨拶    コーディネータと パネリスト
     
 パネリスト    パネルディスカッションの様子
     
 質問する生徒    質問する生徒 
     
  質問する生徒     質問する生徒
  
 生徒代表謝辞







  ・グローバル化と聞いて、以前の私は全く自分とは関係のない世界だと思っていたし、関わりを持つこともないと思っていた。しかし、今日の話を聞いて、案外グローバル化とは身近な存在であるかも知れないと思った。その中でも英語力やコミュニケーション力などが求められるとあったが、私はそれも大切だと思うが、やはり「自分の言葉で」というのが一番大切なのではないかと思い、考えた。これからの世界がどうなっていくかやその発展はめまぐるしく変化していて、私には予想もつかないが、人とのつながりは薄れていくのではないかと思った。グローバル化だけに気をとられている私たちのままではいけないのではないかと思った。多くの挑戦や発見を自らしていくべきだなと思う。
・一つのテーマだけで様々な視点からの意見がありおもしろかった。まだ勉強したいことは?という質問に対し先生方全員がまだ勉強を続けたいと思っていることが分かり、驚いた。自分の意見をしっかり持つことで世界と対等に渡り合っていけるのだと思った。アメリカへの日本の留学者数は年々減ってきているが、私は異国で学ぶことは貴重な体験だと思うので先生方のように機会があれば留学してみたいと思った。意見を交換することでより自分の意志を深めることができ、相手にもより理解してもらえるということが分かった。
・英語は1つの語学なので、より多く知識があるに越したことはないが、それにプラスしてどれだけ自分の思いを持って考えを伝えようとするかが大事だと思った。世界というより広い視野で生きていくにあたって、さまざまな価値観の人ともコミュニケーションをとっていかなければならないと感じた。田中先生が言われていたように「単語を多く知っている」とか「文法が分かる」よりも「これだけは伝えたい!」というものを持って気持ちを強く持って行くことが大切だと分かった。これからその意識を大切にしていきたい。
・講座をきく前は、グローバル社会で活躍するためには英語力が必要だ、と思っていましたが、この講座を通して、どんなときでもどんな職業でも自分の考えを持ち、それを発信していくことがとても大切だと強く感じました。「パネルディスカッション」という形で、先生同士の意見交換を聞くのが、とてもおもしろく、興味深かったです。近年は日本人のアメリカへの留学生が減少してきているということも知り、日本人の積極性があまりない感じが見られました。自分もあまり外国について興味はなかったのですが、話を聞いて、海外で勉強してみるのもいいな、と思いました。今日感じたことを今後に活かしていきたいです。
日  時   平成27年9月29日(火)14:15〜15:45  
指 導 者   コーディネータ  板野和彦 氏 (サハリン石油ガス開発(株)常務取締役
                     東京工業大学非常勤講師)
パネリスト     田中慎一 氏 (東芝勤務 東大工学部卒)
           大島健一 氏 (兼松勤務 元三菱東京UFJ銀行勤務
                     東大法学部卒)
           原田 勲  氏 (岡山大学名誉教授 
                     次世代人材育成センター)
           小西智子 氏 (岡山大学医学部 
                     岡山大グローバルコース履修)
対  象   1年生
使用教室   本校体育館
内  容   パネルディスカッション
テーマ「グローバル化が進む中で求められる力」
 



「英語による数学講座」(2015.7.23・24) ようこそ! 岡山朝日高等学校のホームページです
 7月23日(木)・24日(金)の午後1・2年生の希望者約60名を対象に、京都大学名誉教授の上野健爾先生をお迎えし、「入試問題の背後にある整数論」という内容で、英語による数学講座をしていただきました。これは、本校の「グローバル人材育成プログラム」の一環として、理数に強い関心や高い資質を有する生徒の科学力を高め、将来社会に貢献できる国際的な研究者として素養を身につけさせることを目的として行われました。
講義する上野先生
講義を受ける生徒達 







  ・講義での内容は去年よりも分かりやすく,集中して受けることができた。英語での講義の時間がわりと短かったが,説明を聞いていると入試問題の面白さが伝わってきた。こ れから自分が大学でしたいことをはっきり決め,数学をもっと上達させたいと思う。
・分かる部分も多かったので,説明を聞けば理解できたが,自分で解法を見つけるのはまだまだ難しそうだと思った。これからの勉強への取り組み方を見直す良いきっかけに なったと思う。数学も英語も少しだけ好きになれた。
・昨年,一年生だったときに聞いたときはさっぱり分かりませんでしたが,二年生になってから部分部分で少しだけ分かるところが増えました。整数問題は苦手なので大変でし  たが,理解できるようにがんばりたいと思います。
・もっと英語の講義を受けたかった。今度は別の整数論とか証明とかをしてみたい。名前はよく聞くが詳しくは知らないことが多い数学とかを教えて欲しい。
・日本語での講義の内容はだいたい理解することができたけど,同じ内容とはいえ,英語は難しく感じた。数学だけでなく学問を通じて人間としての教養を身につけていくことが大切だと改めて思った。
日  時   平成27年7月23日(木)13:50〜15:20  24日(金)13:50〜15:20
指 導 者   京都大学名誉教授 上野 健爾 先生
対  象   1・2年生希望者
使用教室   本校第2合併教室
内  容   「入試問題の背後にある整数論」 
※整数論の本質についての理解を深めるとともに,今後大学入試に出題されるであろう分野の背景を中心に講義する。


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