教育相談

教育相談課の基本方針

Policy

相談に来たあなたが主人公です

あくまでも相談に来たあなたが主人公です。無理に話をさせられたり、解決方法を強制されることはありません。相談室では、あなたが自分の力で次の新しい一歩を踏み出すお手伝いをさせてもらっています。

秘密は厳重に守られます

「安心して相談できる場」の提供は、最も重要な義務だと考えています。本人の了解なしに第三者に話すことはありません。ただし例外はあります。命に関わるような場合や、犯罪に巻き込まれる可能性の予測されるような場合です。こういった場合でも、できるだけ本人の了解を取ることを基本としています。

気持ちを大切に、ともに考える姿勢を大切にします

「解決するわけではないから、相談しても仕方ない」という声を聞くことがあります。相談室では例えば不登校で苦しんでいる人がすぐに登校できるような方法を提供できるとは限りません。しかし、その人の気持ちを大切にしながら、これからどうすればいいかを一緒に考えることはできると思っています。今の在り方をまず受け入れることから始め、これからどうなりたいかという本人の意志を尊重しながら、ともに考える姿勢を大切にします。

予防的・開発的教育相談も提供します

教育相談といえばまず思い浮かぶのが、相談やカウンセリングです。これは問題解決的な教育相談です。相談室ではこういった取り組みのほか、リラクセーションや自己理解のための心理テストなど、予防的・開発的教育相談も紹介しています。これらはよりよく生きていくための指針になったり、問題が発生するのを未然に防ぐことに役だったりするものです。また、7月にピアサポート集中トレーニングを行っています。

教育相談課の取り組み

各学年に相談係の先生が4~5人おられます。
どのようなことでもよいので気軽に相談をしてください。

生徒の各種ハラストメントの相談

みなさんがセクシャルハラストメント等のことで相談したいときは、次のスタッフが対応させていただきます。

  • 副校長
  • 教頭
  • 教育相談課長
  • 養護教諭
学校医によるこころの健康相談

学校では精神科校医千田真友子先生による「こころの健康相談」を年4回(5月、7月、10月、12月)開き、専門の立場からの支援をいただいています。その都度ご案内申し上げていますので、同課または担任に申し込んでください。

スクール・カウンセラーによる相談

今年度もスクールカウンセラーとして大西由美先生においでいただいています。

大西由美先生は高校の教師をご退職後,公認心理師、臨床心理士、就実大学心理臨床センター、日本ピア・サポート学会認定ピア・サポートコーディネーターとして幅広く多方面で活躍されています。本校に長く勤務されていたご経験から、生徒や保護者の相談、ピア・サポート活動の講師、また講演会や研修会でもお力添えをいただいています。