図書館教養講座 「香道体験」
講師に、公益財団法人お香の会理事・御家流香道皆伝師範の大谷香代子先生(島根県出雲市在住)をお迎えして、図書館教養講座「香道体験」がおこなわれました。参加者は、生徒12人、教職員12人の計24人でした。
まず大谷先生より組香「追儺香」の説明を受けた後、天然の香木を焚き、香りの違いを聞き当てる体験をしました。日本史の授業で習った「聞香」を実際に体験した生徒からは「小さな香木からのかすかな香りを聞くことさえ難しかった」「古の人たちもこうして楽しんだのかと思うと不思議な感じがした」「茶道のお点前によく似ていた」「来月からのイギリス研修で香道のことを含めた日本文化を伝えたい」といった感想がありました。
大谷先生は香道の他にも出雲市にて「冷泉流和歌披講を広める会」の会長も兼務されていることから、香道体験後、和歌披講もご披露くださいました。