<ESS部> 【県大会優勝】第12回岡山県高校生英語ディベート大会

ESS部は、10月28日(土)に岡山大安寺中等教育高校で開催された第12回岡山県高校生英語ディベートに参加しました。この大会は、全国大会への出場権の懸かった重要な大会でした。朝日高校からは、2年生6名と1年生10名、合わせて16名が参加しました。

当日は、午前中に予選2試合が行われ、午後に準決勝と決勝が行われました。結果は以下の通りです。

<岡山朝日Aチーム(2年生)>
・第1試合:倉敷南Bチームと対戦し勝利
・第2試合:岡山城東Bチームと対戦し勝利
 2勝0敗となり、決勝トーナメント進出
・準決勝:岡山城東Aチームと対戦し勝利
・決勝:岡山大安寺Aチームと対戦し勝利

<岡山朝日Bチーム(1年生)>
・第1試合:岡山城東Aチームと対戦し勝利
・第2試合:岡山大安寺Aチームと対戦し敗北
 1勝1敗となり、審判(各試合3名)から得た総得票数により、決勝トーナメント進出
・準決勝:岡山大安寺Aチームと対戦し敗北

2年生の岡山朝日Aチームが優勝をすることができ、昨年に続いて2連覇となりました。また、全国大会への出場権を得ることができました。1年生の岡山朝日Bチームも予選で1勝1敗となりましたが、審判から多くの票数を勝ち取ったことで決勝トーナメントに進出し、準決勝では惜しくも敗れたものの岡山県で3位という好成績となりました。個人でも2年生の浮田さんが大会全体の最優秀選手となるベストディベーター賞を受賞し、個人で岡山県1位に輝きました。また、同じく2年生の橋本さんも優秀ディベーター賞を受賞しました。

大会に至るまで、また大会の当日にも、部の引退をしている3年生をはじめ多くの皆さんから応援を頂きました。今後は12月16日(土)17日(日)に栃木県で行われる全国大会に向けて準備を進めていきます。今後も応援をどうぞよろしくお願いします。

<大会を振り返って>
今大会優勝をした2年生のメンバーの書いた振り返りを紹介します。
※ 振り返りに含まれている。ディベート用語について補足です。立論をコンスト、反論をアタック、再反論をディフェンス、それぞれの役割をまとめてロール、証拠資料をエビデンスと呼んでいます。

〇 今大会では、1年生の時から一緒に切磋琢磨してきたメンバーと共に初優勝を果たすことができ、とても嬉しく思います。昨年の大会では0勝2敗という結果に終わってしまったので、今回はチームワークやスピーチ力においてとても成長を感じることができた試合になりました。また、1試合1試合を通して対戦校の方々から刺激を受けたのと同時に、私たちチームの弱みや多くの課題点が見つかったので、12月の全国大会ではこの反省を活かし、全力を尽くせるよう、チーム一丸となって準備を重ねていきたいと思います。

〇 まずは先輩に続いて今年も優勝できたことにほっとしています。去年ほど試合を多く経験できていなかったので、相手の立論の予想が難しく、試合中も慌ててしまうことが多くありましたが、ジャッジのボートを一つも落とすことなくできて嬉しかったです。チームとしては昨年に比べて試合中にしっかりコミュニケーションを取れており、成長できたと思う一方、個人としてはスピーチ力など力不足を感じる場面が多くあったので全国大会に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。

〇 今年の県大会は予選から決勝まで対面試合だったため、画面越しで行っていた去年と比べて独特の緊張感があった。ただ、去年優勝した先輩たちの姿を見て、そのバトンを引き継ぐために他校との練習試合や校内試合を重ね、チームワークも向上させた結果、チーム全体で去年よりもレベルの高いディベートができたと思う。個人としては、自分たちの議論の重要な部分をジャッジに伝えることを意識してディフェンスができた。全国の舞台では、より強いアタックがたくさん出てくると思うので、1つ1つの議論に丁寧に対応しつつ、議論の重要性をサマリーに引き継げるようなディフェンスをし、より「美しいディベート」を展開できるように、ディフェンスを磨いていきたいと思う。

〇 私は準備の時点で、直前に立論のエビデンスが不明となり急遽新たに計算し直したり、校内で対面の試合をした際に聞き取り難いスピーチになったりしていました。それを考えると、本番では自信を持ってスピーチできたので、直前に練習した成果が出せて良かったと思います。質問で矛盾しかけたときに踏み留まれたのは、立論を読み込めていたからだと思いますが、全国大会では質問の時にヒヤリとしなくて良いように、立論の準備を整え、質問までも対策をしっかりしたうえで臨みたいです。また、中国大会で私がアタックを上手くできていたら県大会で3位の一年生も全国大会に行けたかもしれないと後悔しているので、万が一メンバーが欠けた時のための練習もしておこうと思います。最後に、県大会での優勝に導いて
くださった、チームメイトや先輩、先生方に感謝したいです。

〇 一学期に比べるとコンストの役目への理解が深まっていて、準備でも本番でも今までよりは勝ち筋を考えて活動できたとある程度満足している。そのようなことや仲間の素晴らしいスピーチもあって、ありがたいことに県大会では優勝できた。しかし、今回は自分のことで精一杯になってしまったので、勝ち筋のための理想の論展開を考え、そのために、ディフェンス、アタック、サマリーの各ロールとのコミュニケーションを増やして全国大会に向けて準備していこうと思う。

決勝の様子
2年生の試合の様子
1年生の試合の様子①
1年生の試合の様子②
部長が優秀杯を受け取りました。