<ESS部>【県大会優勝】第3回岡山県高等学校英語パーラメンタリーディベート大会 兼 第 13 回日本高校生パーラメンタリーディベート連盟杯岡山県大会
ESS部は2月4日(日)に開催された即興型英語ディベート(パーラメンタリーディベート)の岡山県大会に参加しました。
即興型英語ディベートは、試合ごとに論題が変わり、論題発表後25分間で準備を行ったうえでディベートに臨むという競技です。
今回の県大会は3月22日(金)~24日(日)に東京で行われる全国大会に向けた予選を兼ねた重要なものでした。2年生1名、1年生8名の合計9名が参加しました。
大会結果としては、予選4試合で岡山朝日Aチームが3勝1敗となり、個人得点の差で優勝し全国大会の出場権を獲得しました。
また、岡山朝日Bチーム、岡山朝日Cチームもそれぞれ審判の先生方から高い評価をいただくなど健闘しました。
個人としても1年生の西田さんが個人最優秀賞であるベストスピーカー賞を獲得し、2年生の浮田さん、1年生の生田さん、下野さんがそれぞれ個人2位、3位、5位を獲得しました。
大会全体を通してここまでの一人一人の練習の積み上げの成果が見られました。
今後は3月に行われる全国大会に向けさらにレベルアップを図っていきます。
【大会の論題は以下の通りです】
第1試合THBT schools should stop giving homework to students.
「学校は生徒に宿題を課すのをやめるべきだ。」
第2試合This house believes that convenience stores should be closed from late night until early morning.
「コンビニエンスストアは深夜から早朝にかけて店を閉めるべきである。」
第3試合This house believes that the media should refrain from covering the private lives of politicians.
「メディアは政治家の私生活の報道を控えるべきである。」
第4試合This house would legalize buying and selling of human organs.
「人間の臓器売買を合法化すべきである。」
<大会を振り返って>
今大会に参加した生徒の振り返りを共有します。
(※POIとは試合中に行うことのできる質疑応答の機会のことです。また、コンストとは立論のことです。)
〇 私は今年、初めて即興ディベートに取り組みました。練習し始めた頃は英語で立論の原稿を書き上げるのにかなり時間がかかって焦ってしまい、同じチームのメンバーに迷惑を掛けてしまう、ということも多くありましたが、部内で毎回実際にその場でスピーチ内容を考えて話す、という練習を重ねるうちに原稿を書くスピードが上がり、以前よりも分かりやすいスピーチをすることができるようになったと思います。また、大会の数日前から、様々な論題について、議論の大まかな流れについて皆で話し合って考えたことが、大会当日ではより効果的な議論を考える上で、大きな助けとなりました。
一方、大会では、自分からPOIをしたり相手からのPOIに対応するといったことが上手くできなかったり、相手側のコンストが聞き取れないことがあったりと反省点も多く見つかりました。全国大会に向けて、さらに練習を重ね、チームのメンバーと協力し、より良いスピーチができるようにしたいです。
〇 今大会で初めて即興型のディベートをしたのだが、とても難しく反省が非常に多かった。準備型から少し成長して、チーム内で円滑なコミュニケーションが出来ていたし、冷静にリスニングや反論ができたと思う。しかし、チームで沢山準備した内容面は理解が足りなくてあまり生かせなかった。重要性の高いことがジャッジに伝わっていなかったり、論題に沿ったディベートができなかった。味方2人の立論を活かして、相手側より優勢なことをアピールしなくてはいけないのに、他の要素に気をとられて、論のど真ん中を突けなかったり、あまり当てにならないことばかり話してしまった。チームメイトの冷静さにとても助けられたが、次の大会はもっと私の方が時間と気持ちに余裕を持って試合に挑みたいと思う。次回の大
会のために、もう少しやり方や内容を修正して準備万全で、自分たちの最善を尽くしたい。